記帳代行に頼む前に|料金相場と、自分でやる場合の損益分岐点
最終更新:2026年08月24日
レシートの入力が苦痛になってくると、「もう外注しようか」という考えが浮かびます。その判断のために、まず金額の目安を押さえておきます。
記帳代行の料金相場
料金は月の仕訳数で決まるのが一般的です。おおよその目安は次のとおりです。
| 月の仕訳数 | 月額の目安 |
|---|---|
| 〜50仕訳 | 5,000〜10,000円 |
| 〜100仕訳 | 10,000〜15,000円 |
| 〜200仕訳 | 15,000〜25,000円 |
| 300仕訳〜 | 30,000円〜 |
税理士事務所に頼む場合は、これに決算・申告の料金が別途かかります。専門業者やクラウドソーシングだと、1仕訳50〜100円という単価制のところもあります。
外注に含まれるもの・含まれないもの
ここを誤解したまま契約すると「思ったより楽にならない」となりがちです。
- 含まれる:受け取った資料をもとに仕訳を起こし、会計ソフトに入力する作業
- 含まれないことが多い:レシートを月ごとに仕分けて封筒に入れる、領収書に補足を書く、勘定科目の方針を決める、といった前さばき
つまり「集めて送る」作業は自分に残ります。この部分が実は一番めんどうだった、というケースは珍しくありません。
自分でやる場合のコスト
時間を金額に換算して比べます。自分の時間単価を2,000円と置くと、こうなります。
| 方法 | 200枚の処理時間 | 換算コスト |
|---|---|---|
| 全部手入力 | 約3時間20分 | 約6,700円 |
| 変換ツール+確認 | 約40分 | 約1,300円+ツール代 |
| 記帳代行に外注 | 約20分(資料の準備) | 約700円+15,000〜25,000円 |
この表からわかるのは、「入力作業」だけが問題なら、外注はやや過剰だということです。月1,000円前後のツールで大半が片づきます。
それでも外注したほうがよい場合
次のどれかに当てはまるなら、記帳代行や税理士に頼む価値があります。
- 仕訳の判断そのものに自信がない(何を経費にしてよいかで毎回迷う)
- 売上規模が大きく、消費税の申告や決算が複雑
- 法人で、役員貸付や在庫など、判断の要る項目がある
- そもそも帳簿に触りたくない、時間を1分も使いたくない
逆に「作業が面倒なだけで、内容はわかっている」という状態なら、外注より先に入力の自動化を試すほうが費用対効果は高くなります。
両方使う手もあります
レシートの入力だけツールでCSVにして、そのCSVを税理士に渡す、という進め方もできます。事務所によっては、資料の形が整っているぶん料金を下げてくれることがあります。契約前に「CSVで渡したら安くなりますか」と一度聞いてみてください。
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